離乳食はベビーフードのみで育てても大丈夫?進め方と注意点

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進め方
この記事はこんな人にオススメです。
●毎日忙しくて離乳食を作る時間が無い…。
●離乳食はベビーフードだけで大丈夫?
●子ども月齢ごとの食事の進め方を知りたい!

掃除、洗濯、買い物。やっとひと息と思う頃には子供のご飯…。と子育ては休まるヒマがありません。

そんな忙しい日は、子供のご飯をベビーフードで済ませるときもありますよね。

マミ
マミ

私も何回もお世話になって助かってます…。

この記事では、子どもをベビーフードのみで育てても問題がないかを説明します。

この記事を読めば、ベビーフードの時期別の進め方と使用する際の注意点が分かります。

マミ
マミ

結論から先にいうと、子どもをベビーフードだけで育てた場合も問題はありません。

上記の「離乳食は作らなくてもいいんです。」という本は小児科医の工藤紀子先生が書かれています。
アメリカなどの先進国では、ベビーフードが当たり前のように使われていて、市販の物が医学的根拠に基づいて推奨されていることなどが記載。
この記事を書いた人【マミ

マミ
マミ

●看護師歴13年目
●ベビーフードコンサルタント資格取得
●1児のママで現在育児休業中

formie(フォーミー)を受講して「ベビーフードコンサルタント」の資格を取得しました。月3,980円のサブスクで資格を受講できる「formie(フォーミー)」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
»「フォーミー」資格詐欺?怪しい?実際に取得した私の口コミ

ベビーフードのみで育てる場合の時期別の進め方【一覧表あり】

子どもの成長にあわせて食品の固さや食事の回数も変わってきます。

月齢にあわせてベビーフードを与えるようにしましょう。

日本ベビーフード協議会の「離乳食のすすめ方の目安」も参考になります。

一覧表はあくまでも目安なので、子どもの成長具合や食事の食べ方を見てなにかあればかかりつけの先生に相談しましょう。
食品の固さ 回数
初期
(5~6ヵ月ごろ)
ポタージュスープの
ようなトロトロの状態
1日1回
中期
(7~8ヵ月ごろ)
絹ごし豆腐くらいの固さ 1日2回
後期
(9~11ヵ月ごろ)
バナナくらいの固さ 1日3回
完了期
(1歳~1歳6ヵ月ごろ)
肉団子くらいの固さ 1日3回
マミ
マミ

それぞれ解説していきます。

初期・ゴックン期(5~6ヵ月ごろ)の進め方

離乳食の開始はつぶしがゆ(米)から始めます。
まだ上手に舌を動かすことができない状態なので、ポタージュスープのようなトロトロのペースト状が目安となります。

つぶしがゆに慣れてきたら野菜や果物、さらに慣れたら豆腐や白身魚、固茹でした卵黄など種類を増やしていきます。

初期は1日1回(ベビーフードに慣れ始めた1ヶ月頃からは2回も可)なので、決まった時間でベビーフードを与えることが望ましいです。

初めて食べる食材ではアレルギーが出ることもあるので、受診できる時間帯の午前中がオススメです。

また、授乳後では、お腹がいっぱいで離乳食を食べないということも考えられます。

マミ
マミ

子どもの食事は授乳前に与えることをオススメします。

各商品、初めての一口は小さじ1を目安に与えてみましょう。
食べさせた後、子どもの体調に変化がないか確認し、問題なければ次から少しずつ量を増やします

フリージング離乳食の宅配サービス「First spoon(ファーストスプーン)」については次の記事で詳しく解説しています。

マミ
マミ

「はじめての離乳食セット」というベビーフードを食べたレビュー記事です♪

»First spoon(ファーストスプーン)のレビュー・口コミ

ファーストスプーンを食べてみた私と子供のレビュー・口コミ
「ファーストスプーン(First spoon)」に興味がある方必見。この記事ではファーストスプーンを実際に食べてみた私の口コミと子供の様子、メリットが分かります。ファーストスプーンはフリージング離乳食なのでレンジアップで簡単に調理可能です。

中期・モグモグ期(7~8ヵ月ごろ)の進め方

支えなしでも、お座りが安定してきたり、食べることに慣れてきたら中期に移行する目安です。

離乳食中期では、食事の回数が1日2回が基本となります。なるべく毎日、同じ時間で食事を与えるようにしましょう。

離乳食中期では、絹ごし豆腐ぐらいのやわらかさが目安です。

初めての食材は、体調が悪くなってもすぐに病院に行けるよう午前中に与えるようにし、食べ慣れた食材は午後のメニューに加えると良いでしょう。
また食事の間は、子どもが空腹を感じられるよう4時間ほど間隔をあけると良いでしょう。

中期に入ると、食事からとる栄養を増やしていきたい時期です。
1回の食事で穀類の主食に、たんぱく質性食品の主菜と野菜類の副菜を組み合わせて、献立の種類を広げていきましょう。
主食に主菜や副菜を混ぜ合わせたり、主菜と副菜を混ぜ合わせたりする事で、献立のレパトリーも増えるのでおすすめです。
マミ
マミ

この時期は舌や上あごを使いつぶして食べるのが目標となります。

「First spoon(ファーストスプーン)」 では中期・モグモグ期の離乳食セットも販売しています。
フリージング離乳食なので長期保存も可能です。

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後期・カミカミ期(9~11ヵ月ごろ)の進め方

後期では1日3回食へと進め、食事のリズムや生活のリズムを整えていきましょう。

後期・カミカミ期では、全粥はつぶさないまま与えます。子どもの食べ具合を見て、軟飯まで進めていけると良いでしょう。
後期の食材の固さは、歯ぐきでつぶせるようバナナくらいのやわらかさが目安となります。

お座りが安定し、1人である程度の時間座れるようなら、ベビーチェアを用意しましょう。

マミ
マミ

家族一緒に食事が楽しめるように、大人と同じテーブルの高さになる椅子がベストです♪

自分で食べたいという欲求が湧いてくる時期なので、手づかみをしたがる時は少量をとり分けて自由にさせます。
テーブルに赤ちゃんの手が届くよう、ベビーチェアをセッティングし、やや前傾した姿勢がとれるよう、必要に応じてバスタオルを使用する工夫をしましょう。

ベビーチェアの種類や選び方は次の記事で詳しく解説しています。
»【失敗しない】正しい姿勢で安全に食べられるベビーチェア3選

「First spoon(ファーストスプーン)」では後期・カミカミ期の離乳食セットも販売しています。

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完了期・パクパク期(1歳~1歳6ヵ月ごろ)の進め方

完了期では、1日3回の食事と1、2回の間食(おやつ)によって、エネルギーや栄養素のほとんどを食事からとれるようになる時期です。
間食(おやつ)はおにぎりや芋類、乳製品、果物など食事でとりきれないものをプラスしていくと良いでしょう。

食材の固さは、歯ぐきで噛みつぶせるくらいが目安です。スプーンでつぶせるくらいの肉団子のやわらかさにすると良いでしょう。

手づかみ食べは、食べ物を目で確かめ、指でつかんで、口まで運ぶという、目と手と口の協調運動です。

厚生労働省の授乳・離乳のガイドラインでは、手づかみ食べは、生後9ヶ月頃から始まり、1歳過ぎの子どもの発育及び発達にとって、積極的にさせたい行動であると書かれています。
参考:「厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド P31 離乳の進行」
https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf

手づかみをしやすいような、ベビーフードを選ぶと良いでしょう。
食事の際は、テーブルの下に新聞紙やビニールシートなどを敷くと、後片付けもしやすいです。

ベビーフードをいつからいつまで使用できるかは次の記事で詳しく解説しています。

»離乳食でベビーフードを与えて良いのはいつからいつまで?

ベビーフードを使用する際の注意点は3つ

ベビーフードは手軽に与えることができますが、使用する時に注意する点が3つあります。

●子どもに食べさせる前に大人が一口食べて確認する
●栄養素が偏らないようにバランスよく食べさせる
●開封したら使い切る
参考:「厚生労働省 第2回「授乳・離乳の支援ガイド」改定に関する研究会資料 P.14 ベビーフードを利用するときの留意点」(外部リンク)
https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000464804.pdf
それぞれ解説していきます。

子どもに食べさせる前に大人が一口食べて確認をする

ベビーフードを子どもに与える前に、大人が一口食べてみて、味や固さを確認するとともに、加熱した場合には熱すぎないように温度を確かめる。

マミ
マミ

子どもの食べ方をみて、ベビーフードの固さなどが適切かを確認しましょう♪

固さだけでなく商品によっては、添加物が含まれていたり、砂糖が多めに含まれている場合もあります。

そういった商品を子どもが食べ続けてしまうと、少し濃い味を求めたり、甘い味に依存してしまったりするため注意しましょう。

マミ
マミ

逆に味覚の発達を阻害してしまう可能性も…。

栄養素が偏らないようにバランスよく食べさせる

中期以降に2回食が始まったら、ご飯やめん類などの「主食」、野菜を使った「副菜」、果物やたんぱく質が入った「主菜」が揃う食事の内容にしましょう。

商品に入っている原材料を確認して、穀類をメインとした製品を使う場合には、野菜やたんぱく質の入ったおかずや、果物を添えるなど入れるように意識を。

開封したら使い切る

ベビーフードの商品によっては、使い切りタイプの小袋になっているものがありますが、瓶詰やレトルト製品は、開封後はすぐに与えましょう。

与える前に別の器に移して冷凍又は冷蔵で保存することもできます。商品の注意事項をよく読んで適切な使用を心がけてください。

マミ
マミ

衛生面の観点から、食べ残しや作り置きは与えないように注意しましょう。

ベビーフードばかり与えることの利点と問題点を次の記事で詳しく解説しています。

»ベビーフードばかり与える利点と問題点!子どもへの影響は?

離乳食をベビーフードだけで育てた方の口コミ

ベビーフードを毎日使っても、順調にご飯を食べてくれるようになったという口コミです。

食事以外にも様々な要因で体調というのは変化するものなので、ベビーフードだけで育ったからといって体が弱くなるわけではないです。

手作りの離乳食を作ることでイライラして子育てが楽しめなければ本末転倒なので、上手にベビーフードを使うことがポイントですね。

ベビーフードを使用する際の注意点を理解して上手に進めよう

お腹の中で赤ちゃんがママからもらった鉄(貯蔵鉄)は、生後6ヶ月頃には少なくなってしまいます。

厚生労働省の授乳・離乳のガイドラインでは、母乳育児の場合、生後6ヶ月の時点で、ヘモグロビン濃度が低く、鉄欠乏を生じやすいとの報告があるとのことです。
また、ビタミンD欠乏の指摘もあることから、母乳育児を行っている場合は、適切な時期に離乳を開始し、鉄やビタミンDの供給源となる食品を積極的に摂取することが重要と記載されています。
参考:「厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド P.32 食品の種類と組合せ」
https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
マミ
マミ

母乳育児に関係なく、鉄・亜鉛・カルシウムは不足しやすい栄養素なので意識して与えましょう。

商品のラベルをチェックして、鉄やカルシウムなどそれぞれの栄養素が多く含まれているベビーフードを購入しましょう。

フリージング離乳食の宅配サービス「First spoon(ファーストスプーン)」を食べてみた感想は次の記事で詳しく解説しています。

この記事を書いた人
mami

1児のママで、現在育休中の看護師「mami(マミ)」。
子供が生まれて半年程が経ち離乳食を始める時期になりました。
離乳食の進め方やレシピを学ぶために「ベビーフードコンサルタント」という資格を取得。
「離乳食っていつから始めるんだろう…」「どの食材から食べさせればいいのかな…」と悩んでいる方の不安を解消できるような情報を発信します!!

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